ガラス瓶に工場
乾燥した植物

​十六夜の庭について

​「十六夜」は陰暦の16日の夜、またはその夜の月を指します。

十五夜よりも遅れてでてくる、その様子がまるで月が姿を見せるのをためらっているように感じることからためらう意味の動詞「猶予う(いざよう)」が読みにあてられたと言われています。

生きていると様々なことがあり、ためらったり、

躊躇したり思うように前へ進めないこともあります。​

ためらったりしている時間はとてももどかしく、

苦しかったりもしますが決して無駄な時間ではなく

前へ進むためにも必要な時間なのだと思います。

 

そしてそんな時こそ心の中の自分だけの庭に

気づいてほしい。

生きてきたそれまでの時間で耕し、花を植えた、

誰もが持っている小さな庭。

​躊躇しているときは一度その庭で座り込んでみるのも

いいかもしれない。

自分が昔植えて忘れていた花に気づくかもしれない。

そんな思いでブランド名を『十六夜の庭』と

名付けました。

仕事ばかりで花を愛でる余裕もなくしていたときに

ハーバリウムやドライフラワーと出逢うことで何かを

忘れかけていたことに​気づかされたのです。

わたしはこれからも花を通して、人との出逢いを

通してこの「小さな庭」を育てていこうと思います。

この思いに共感してくださる方にひとりでも多く

お逢いできることを願ってやみません。

                 

​                                                                                                                        

           十六夜の庭  大谷京子